【MLB】アスレチックス5-1オリオールズ(6月8日・日本時間6月9日)          【映像】菅野、打者が振り遅れる手元で急に伸びる速球6月8日(日本時間6月9日)に行われたアスレチックス対ボルティモア・オリオールズの一戦で、オリオー…

【MLB】アスレチックス5-1オリオールズ(6月8日・日本時間6月9日)          

【映像】菅野、打者が振り遅れる“手元で急に伸びる速球”

6月8日(日本時間6月9日)に行われたアスレチックス対ボルティモア・オリオールズの一戦で、オリオールズ・菅野智之が速く見えるボールで打者を空振り三振にとった場面が話題となっている。

1回表の攻撃でオリオールズが無得点に終わり、迎えたその裏・アスレチックスの攻撃。この回アスレチックスは菅野の立ち上がりを攻めて1点を先制し、なおも2死一塁という場面で打席に立った5番のマックス・マンシーに対し菅野は、初球、外角低めのボールゾーンへと外れる140km/hのカットボールを見せた上で、2球目は真ん中低めいっぱいに決まる146k/hのシンカーで見逃しを誘ってカウント1-1と整えると、3球目は外角やや低め、140km/hのカットボールでファウルを打たせてカウント1-2と追い込むことに。そして勝負の4球目は外角高めいっぱいのところへと投じた146km/hの直球。これをマンシーは打ちにいったものの、それまで投じた低めの球からの高めとあって、やや振り遅れ気味の空振り三振となった。
その絶妙な配球と正確無比の制球で、実際の球速よりも“速く見える”菅野の速球に、ファンからは「すげえ」「ハンパねえ」「速くないのに…」「手元で伸びてる」「微妙に球速が違うほうが打ちづらいんやで」「全球きっちり140km/h台」「カットボールかシンカーか速球か」「お手上げ状態」「組み立てが絶妙」といった様々な反響が巻き起こることに。

この日は勝ち星を逃したとはいえ、菅野といえば、入団早々に球団首脳が“速球の質”について絶賛したように、実際の球速だけでは語れない部分も。そんな速球に加え、ベテランならではの投球術を駆使する菅野に、今後も多くの打者が手こずらされそうだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)