◇メジャー第3戦◇全米オープン 2日目（13日）◇オークモントCC（ペンシルベニア州）◇7372yd（パー70）54歳のビッグレフティが、キャリアグランドスラムへの道を断たれつつある。62位発進のフィル・ミケルソンは「74」で日没サスペン…
◇メジャー第3戦◇全米オープン 2日目（13日）◇オークモントCC（ペンシルベニア州）◇7372yd（パー70）
54歳のビッグレフティが、キャリアグランドスラムへの道を断たれつつある。62位発進のフィル・ミケルソンは「74」で日没サスペンデッドとなった第2ラウンドを回り切り、通算8オーバーで暫定68位と予選通過が厳しい状況。これまでのメジャー6勝に全米オープンのタイトルはなく、キャリアグランドスラム達成をかけた挑戦は、ことしで最後になるかもしれない。
ミケルソンは前週LIVゴルフリーグ（バージニア州ロバート・トレント・ジョーンズGC）開幕前に、全米オープン出場が今回で最後になる可能性を示唆していた。「そうなる可能性は高いけど、本当にあまり深く考えたことはないんだ」とコメント。2021年「全米プロ」優勝で得た全米オープン出場権も今年が最後となり、来年以降に出場するためには全米ゴルフ協会（USGA）から特別招待を受けるか、予選会などから自力で出場権を獲得するしかない。
ミケルソンは2日目の前半を1アンダーで回り、後半11番でバーディを奪って通算4オーバーと予選通過圏内に入っていた。15番で3オン3パットのダブルボギーを叩き、17番はバンカー近くのラフから打ったロブショットがバンカーに落ち、3オン3パットで再びダブルボギー。終盤4ホールでカットラインの下に転がり落ちた。
ミケルソンは1990年から過去33回全米オープンに出場。これまで6度の2位があったが、優勝には縁がなかった。オークモントでは16年大会、07年がともに予選落ち。94年大会は47位で終えていた。
