アマチュア相撲を統括する日本相撲連盟の理事会、評議員会が14日、都内で行われ、トヨタ自動車の豊田章男会長(69)が新会長に決まった。任期は2年。 今春に豊田氏本人が意欲を示し、周囲の推薦があり、選考委員会を経て、この日の評議員会では満場一…

 アマチュア相撲を統括する日本相撲連盟の理事会、評議員会が14日、都内で行われ、トヨタ自動車の豊田章男会長(69)が新会長に決まった。任期は2年。

 今春に豊田氏本人が意欲を示し、周囲の推薦があり、選考委員会を経て、この日の評議員会では満場一致で認められた。勝田晃三副会長は「日本相撲協会と日本相撲連盟と2馬力で活動しています。強力なリーダーを迎えられた。活性化への意見をいただきたい」と語った。

 豊田新会長は日本相撲協会を退職した白鵬翔氏とは、横綱時代から親交が深く、白鵬氏が掲げる国際相撲大会「世界相撲グランドスラム」に協力することが明らかになっている。

 アイシン精機、トヨタ自動車など実業団があり、刈谷大会を主催するなど相撲への理解が深かった豊田氏。国内のアマ相撲のトップに立ったところで、さらなる連携強化が期待される。