NBAの2024-25レギュラーシーズンに少なくとも1試合に出場したのは計569選手。そのうち、ロサンゼルス・レイカーズのレ…
NBAの2024-25レギュラーシーズンに少なくとも1試合に出場したのは計569選手。そのうち、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズがキャリア22年目でリーグ最年長の40歳ながら一線級でプレーしてきた。
現地時間5月6日に40歳を迎えたクリス・ポール(サンアントニオ・スパーズ)は、キャリア20年目のポイントガードながら82試合にフル出場し、39歳のタージ・ギブソン(シャーロット・ホーネッツ)が37試合に出場した。
もっとも、今シーズンにプレーした選手でレブロンに次ぐ年長選手はPJ・タッカーだった。トレーニングキャンプ時からロサンゼルス・クリッパーズと決別してトレード先を模索していた男は、今年2月に2度のトレードの末にトロント・ラプターズへ移籍するもウェイブ(保有権放棄)され、3月11日(現地時間10日、日付は以下同)に10日間契約でニューヨーク・ニックスへ加入。
2度の10日間契約の末、タッカーは4月2日に今シーズン終了までの契約を勝ち取り、レギュラーシーズン3試合に出場して平均19.3分3.0得点2.7リバウンドをマークし、「NBAプレーオフ2025」でも1試合出場している。
キャリア14年目を終えたタッカーは、キャリア年数こそ短いものの、ポールより1日早い5月5日生まれのため、リーグ2番目の年長選手となった。196センチ111キロのフォワードは、来シーズンの契約がチームオプションのため、ニックスが破棄すれば制限なしFA(フリーエージェント)として今夏を迎えることになる。
そうした中、タッカーは今月12日に自身のインスタグラム アカウントのストーリーズで「引退について言及したことはないし、なんらかの兆しがあろうと、僕は40歳の若さで100パーセントの健康体だし、自分の人生を捧げてきたバスケットボールをプレーし続けていく」と投稿していた。
来シーズンもニックスに所属するかどうかはチーム側の選択で決まるため、現時点でタッカーがどの球団で来シーズンを迎えるかは不透明ながら、40歳のハードワーカーが現役続行を明言したことは確かなようだ。