佐賀バルーナーズは6月16日、2025-26シーズンにおいて橋本晃佑との選手契約が基本合意に至ったことを発表した。新シーズン…

 佐賀バルーナーズは6月16日、2025-26シーズンにおいて橋本晃佑との選手契約が基本合意に至ったことを発表した。新シーズンより7番を背負う。

 5月に32歳の誕生日を迎えた橋本は、203センチ105キロの体格を誇るパワーフォワード。宇都宮工業高校、東海大学を経て、2015-16シーズンに栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)でキャリアを始めた。2020-21シーズンから富山グラウジーズ、シーホース三河を渡り歩き、2024-25シーズンにライジングゼファー福岡へ移籍。右橈骨骨幹部骨折のため長期離脱を強いられ、「りそなグループ B2 PLAYOFFS 2024-25」を含め3試合の出場にとどまった。

 橋本は公式HPで「再びB1の舞台に立てるチャンスを下さった田畠社長、宮永GMを初め、佐賀バルーナーズに関わる全ての方に感謝いたします。このチャンスをしっかりと掴み、チームの為に、BALNISTAの皆さんの為に戦います。そして、東海大学の同期の阿蘓AC、宇都宮ブレックスで共にプレーした栗原AC、シーホース三河で共に戦った通訳の大島さんと、また同じチームで戦えることを嬉しく思います!自分の武器の3Pシュートを活かして、チームに貢献していきます。皆さんどうぞよろしくお願いします!」と意気込みを語った。

 また、宮永雄太ヘッドコーチ兼ゼネラルマネージャーは「橋本選手の最大の特長は、チームディフェンスを体現する高いメンタリティと、正しいスペーシングを創り出す確かなシュート力にあります。たび重なる怪我に悩まされながらも、努力を重ね、挑戦を続ける彼の姿勢は、プロバスケットボール選手を目指す子どもたちにとって、まさに理想のロールモデルです。橋本晃佑選手への変わらぬご声援を、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます」とコメントした。

 なお、佐賀は16日時点でレイナルド・ガルシア、金丸晃輔、岸田篤生、富山仁貴、角田太輝、井上諒汰、ジョシュ・ハレルソン、チェイス・フィーラーと契約継続。山下泰弘が完全移籍で加わり、阿部諒、内尾聡理、デイビッド・ダジンスキー、タナー・グローヴスとの契約合意を発表されている。