6月20日、Wリーグのシャンソン化粧品シャンソンVマジックは、吉田舞衣の引退を発表した。 神奈川県出身で現在27歳の吉田は、…
6月20日、Wリーグのシャンソン化粧品シャンソンVマジックは、吉田舞衣の引退を発表した。
神奈川県出身で現在27歳の吉田は、176センチのスモールフォワード。拓殖大学から2021年1月、アーリーエントリーでシャンソン化粧品シャンソンVマジックへ入団した。2021-22シーズンにはルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、チームの主力として活躍。2022年にはFIBA女子バスケットボールワールドカップの日本代表にも選ばれた。
所属4年目となった今シーズンは、Wリーグプレミアで出場した28試合すべてに先発出場。1試合平均11.46得点5.07リバウンド2.39アシストを記録し、シーズンのベスト5に選ばれた。
突然の引退を発表となった吉田は、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。
「2024-25シーズンをもちまして、現役を引退します。入団させていただいてから4年半、たくさんの方に応援していただき幸せな選手生活を送ることができました。本当にファンのみなさんに感謝しています。優勝という形で恩返しができず、すみません。
毎週末、現地でも配信でもエールを送ってくださる社員のみなさん。選手のために、見えないところで計り知れないほど働いてくださるトレーナーさん、マネージャーさん。寝る間も惜しんでスカウティングの日々を送るコーチ陣。苦しい時もたくさんあったけれど、下を向かないように励まし合って笑い合ったチームメイト。弱った自分を見せたくないという強がりな性格が邪魔をして、時には周りを困らせてしまったこともあったと思いますが、私は本当に周りに恵まれていました。
素晴らしい歴史のあるシャンソンというチームの、プロバスケットボール選手へ導いてくれた、たくさんの先生方や、いつも味方で帰れる場所を作ってくれていた家族にも感謝の気持ちでいっぱいです。
今後も、シャンソンが更に高い場所へ昇ることを願いながら、私も新しいキャリアで輝けるよう頑張っていきます!今までありがとうございました」
【動画】Wリーグのベスト5に選出される活躍を見せた、吉田舞衣のハイライト映像