「ウエスタン、中日5-2阪神」(21日、ナゴヤ球場) 阪神は中日に敗北した。先発の西勇輝投手は4回4安打3四死球4失点。初回から三回までは無失点も、四回に突如制球を乱した。打線は初回に原口の左前適時打で先制するなど8安打を挙げたが、2得点…

 「ウエスタン、中日5-2阪神」(21日、ナゴヤ球場)

 阪神は中日に敗北した。先発の西勇輝投手は4回4安打3四死球4失点。初回から三回までは無失点も、四回に突如制球を乱した。打線は初回に原口の左前適時打で先制するなど8安打を挙げたが、2得点止まりだった。

 平田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 -西勇輝は本来の投球ではなかった。

 「まだ彼の、本来のコントロールの精度(ではない)。フォアボール、フォアボール、デッドボールやろ。4点とビッグイニングにつながるというところでは本来のではない。ちょっとキレは前よりは出てきているけど、コントロールは彼本来の出来じゃない」

 -井坪がマルチ安打を放った。

「2本ね。柳というローテーションね、ピッチャーのカーブの初球打ちとか。やっぱり強引に行かないで、井坪のいいところはセンターから、ライトと2本。このぐらいは打たないと困るわけよ。一時の井坪から良くなってきつつある」

 -百崎の交代はエラーと走塁ミスが原因。

 「小野寺の方が上だった。必死でファーストゴロあれ(処理)するやん。ちょっと2本ヒット打ったからって関係ないで。まだそういう選手」

 -木浪がファーム合流となった。

 「ファームで調整って言うか、しっかりと彼本来の調子を取り戻させる。彼は1軍の戦力なんだから。一日でも早く送り返す。そのために昨日から打ったりノックしたりしているわけやな。本人は前向きなんでね。前向きに取り組んでくれているんで。静岡(24日からのくふうハヤテ戦)から来る予定ですし、ゲームに出て、しっかり調子を取り戻す。良い機会になったよ聖也にとっては。ポジティブに彼も考えているんで」

 -1軍に合流した佐野に期待することは。

 「こういう1軍の昨日みたいにしびれるゲームでベンチにいるだけで勉強になる。若い選手は佐野に続けという意欲になるやん。モチベーションだよ。1軍はバント一つも大事だぞっていう。1軍のゲームって言うのはファームと疲れ方が何倍も違う。そういう緊張感を味わうっていうだけでも佐野にとっては素晴らしい経験だし。他の選手は佐野に先越されたなんて思ってもらわないと困る」