<高校野球練習試合:健大高崎-鶴岡東>◇22日◇健大高崎グラウンド健大高崎の佐藤龍月(さとう・りゅうが)投手(3年)が昨年8月の左肘のトミー・ジョン手術後初の実戦登板に臨み、1イニング14球を投げ遊ゴロ、投ゴロ、三ゴロと3者凡退。球場表示で…

<高校野球練習試合:健大高崎-鶴岡東>◇22日◇健大高崎グラウンド

健大高崎の佐藤龍月(さとう・りゅうが)投手(3年)が昨年8月の左肘のトミー・ジョン手術後初の実戦登板に臨み、1イニング14球を投げ遊ゴロ、投ゴロ、三ゴロと3者凡退。球場表示では143キロを計測した。8割程度の力感で直球、カーブ、カットボールを織り交ぜながら復帰戦を終え「数値的には結構いいのが出ていたので、これから出力を上げていけたら」と振り返った。

昨年は2年生ながらセンバツ優勝投手。チームを夏の群馬大会Vに導いた後には左肘痛の限界に達して手術を決断。高校卒業後のプロ入りを見据えてリハビリを遂げ、昨夏の群馬大会決勝戦以来となる330日ぶりの登板を笑顔で終えた。「マウンドに上がる瞬間に今まで支えてくれた方々の感謝の思いが湧き上がりながら、投げながら感謝の気持ちを持って投げました。いい準備ができて、いいピッチングができた」と喜んだ。