【愛媛】サッカーのFC今治は21日、明治安田J2をホームで水戸と戦い1―2で敗れた。前節まで7連勝と好調の相手に、最終盤に勝ち越された。これで13試合連続負けなしから、6試合連続で勝利なしとなった。 エースのマルクス・ヴィニシウス選手を累…

 【愛媛】サッカーのFC今治は21日、明治安田J2をホームで水戸と戦い1―2で敗れた。前節まで7連勝と好調の相手に、最終盤に勝ち越された。これで13試合連続負けなしから、6試合連続で勝利なしとなった。

 エースのマルクス・ヴィニシウス選手を累積警告で欠いた。前半のシュートは2本。後半4分には不十分なクリアから先制された。

 しかし3分後、パトリッキ・ヴェロン選手のフリーキックに、加藤徹也選手が頭を合わせて同点。その後、相手を上回る勢いで攻めた。

 ウェズレイ・タンキ選手がクロスに飛び込んだがあと一歩。弓場堅真選手の左足シュートもキーパー正面をついた。U20(20歳以下)日本代表の梅木怜選手と横山夢樹選手のコンビプレーもゴールをこじ開けられなかった。

 後半41分にカウンターから失点。追加時間、横山選手の中央からのミドルシュートはポスト左にわずかにそれた。

 試合後、倉石圭二監督は「何かが足りない。原点のハードワークを見失わずやるしかない」。加藤選手は「悲観する内容ではなかった。プラスな要素も多かったと思う」と話した。(中川壮)