【明治安田J1リーグ】FC町田ゼルビア 2-1 鹿島アントラーズ(6月21日/町田GIONスタジアム)【映像】ユニホームを引っ張る→急に離した一部始終 鹿島アントラーズのFW鈴木優磨が、まさかの行動に出た。接触プレーで倒れ込んだFC町田ゼル…

【明治安田J1リーグ】FC町田ゼルビア 2-1 鹿島アントラーズ(6月21日/町田GIONスタジアム)

【映像】ユニホームを引っ張る→急に離した一部始終

 鹿島アントラーズのFW鈴木優磨が、まさかの行動に出た。接触プレーで倒れ込んだFC町田ゼルビアのMF前寛之を無理やり引っ張り起こそうしたうえ、すでに手を離したのだ。スタジアムは大ブーイングに包まれ、鹿島ファンも騒然となった。

 鹿島は明治安田J1リーグ第21節で町田と敵地で対戦。6分にMF相馬勇紀、34分にDF岡村大八にゴールを奪われリードを許すと、60分に問題のシーンが訪れる。

 左サイドのスローインからDF小川諒也が投げ入れたボールを鈴木が受ける。そのタイミングで町田の前に激しくプレスを仕掛けられると、競り合いの中で鈴木の肘が相手の顔に直撃。前は顔を覆ってその場に倒れ込んだ。

 ファウル判定でホイッスルが吹かれると、鈴木は両手を叩いて何かを訴える。すると次の瞬間、うずくまっている前のユニホームを両手で掴み、無理やり立たせようとしたかと思えば突如として手を離したのだ。上体が空中に持ち上がった前は、そのまま地面に叩きつけられる格好となると、町田サポーターたちからは大ブーイングが飛んだ。

 この日の鈴木は町田の厳しいマークに遭い、思うようなプレーができず。時計の針が進むごとにイライラを募らせ、このシーンの直後だった62分にはファウルで転倒すると、鬼の形相で相手に詰め寄るシーンも見られた。

 鹿島ファンはエースのイライラぶりを心配。SNSでは、「優磨それはえぐい」「そりゃいかん」「やめなさい優磨」「優磨それはカード出てもおかしくないよ」「鈴木優磨、今のは良くない。イライラしちゃいかん」「負けてるからってそういうプレーはいただけない」「優磨、落ち着いてくれ」などの声が出ていた。

 なお鹿島は85分、鈴木が自ら獲得したPKを決めて一矢報いるも1ー2で敗戦。首位の座はキープしたが、2位の柏レイソルとの勝点差は3ポイントに縮まっている。

(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)