【MLB】ドジャース13—7ナショナルズ(6月22日・日本時間23日/ロサンゼルス)【映像】大谷の26号弾で被弾投手が頷き茫然 ドジャースの大谷翔平投手がナショナルズ戦に「1番・投手」でスタメン出場。第5打席で放った8試合ぶりとなる26号2…

【MLB】ドジャース13—7ナショナルズ(6月22日・日本時間23日/ロサンゼルス)

【映像】大谷の26号弾で被弾投手が頷き茫然

 ドジャースの大谷翔平投手がナショナルズ戦に「1番・投手」でスタメン出場。第5打席で放った8試合ぶりとなる26号2ランには、球場全体が驚きと歓声に包まれた。

 ドジャースが11—3と大量リードしている中での出来事だった。1死一塁から大谷が放った打球は、外角高めのストレートを完璧に捉えたセンター方向への一撃。左中間スタンドへ伸びた打球は、一度はグラブに当たったかのようにも見えたため、当初は二塁打の判定となった。

 しかし、その直後、審判団がレビュー検証を実施。カメラには、スタンドの観客が差し出したグラブに打球が当たる決定的瞬間が映っていた。これにより、判定はホームランとなり、大谷にとっては8試合ぶりとなる26号が正式に記録された。

 さらに印象的だったのは、この場面での相手投手ジャクソン・ラトリッジのリアクションだ。投げた直後に表情を崩すこともなく、首を小さく縦に振りながら、ゆっくりと打球の行方を見上げる姿が中継に映し出されていた。審判の判定結果が出る前から、打たれた本人が“これは持っていかれた”と悟っていたかのような様子だった。

 この日の大谷は投手としても打者としても奮闘。1番・投手として先発し、初回を無失点に抑えると、打撃では3点タイムリーに加え、この26号2ランを含む5打点の大活躍を見せた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)