6月24日、B3のさいたまブロンコスは、B1の仙台89ERSから自由交渉選手リストに公示されていた多嶋朝飛と、2025-26…
6月24日、B3のさいたまブロンコスは、B1の仙台89ERSから自由交渉選手リストに公示されていた多嶋朝飛と、2025-26シーズンの新規選手契約に合意したことを発表した。
北海道出身で現在36歳の多嶋は、173センチ73キロのポイントガード。北陸高校から東海大学へと進学後、リンク栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)でキャリアをスタートさせると、Bリーグ開幕後は地元のレバンガ北海道、茨城ロボッツ、大阪エヴェッサを渡り歩き、2024-25シーズン開幕前に仙台へ移籍した。今シーズンはB1リーグ戦で57試合に出場し、1試合平均4.1得点1.2リバウンド2.5アシストを記録している。
今回の発表に際し多嶋は、「どんな時でもあたたかい声援を送り続けてくださったファンのみなさまに、心から感謝しています。どんな時も背中を押してくれる、闘う理由をくれる存在でした。本当にありがとうございました」と、仙台のファンに感謝。
また、新天地となる埼玉のファンへ向けては、「また新たなチャレンジができること、そしてこのチームの一員として戦えることを嬉しく思います。自分にできることを、ひとつずつ、丁寧に。チームの力になれるように、そして応援してくださる皆さんに“届けるプレー”ができるように、全力で向き合っていきます。よろしくお願いします!」と、コメントを寄せた。
今オフの埼玉は、これまでにレバンガ北海道から松下裕汰、京都ハンナリーズから小西聖也、かつて横浜ビー・コルセアーズに所属していたデビン・オリバー、元新潟アルビレックスBBの大矢孝太朗といったB1経験ある選手を続々と獲得。来シーズンへ向けて精力的に補強を続けている。
【動画】さいたまブロンコに加入が決まった多嶋朝飛の2024-25シーズンハイライト