【NASCAR】第17戦 The Great American Getaway 400(日本時間6月23日)/ポコノ・レースウェイ【映像】5台以上絡む多重クラッシュの瞬間 ペンシルベニア州でNASCAR(ナスカー)第17戦が開催された。珍…
【NASCAR】第17戦 The Great American Getaway 400(日本時間6月23日)/ポコノ・レースウェイ
ペンシルベニア州でNASCAR(ナスカー)第17戦が開催された。珍しいトライアングル型のオーバルトラックは、ラインの自由度が高く、スピンやクラッシュが起こりにくいと言われていたが、戦前の予想を裏切る形で複数台が巻き込まれるクラッシュが発生している。
ステージ2の終盤となる77周目に、コース上に落ちていた異物回収のため、一旦、追い抜き禁止となるイエローコーションが発生。80周目にそのコーションが解除され、2ワイドに並んで走るマシンが一斉にリスタートとなり、各車ともステージ2のポイントを獲得するために競り合いを始めた。
そして83周目、混雑した状態の中団グループで、複数台が絡むクラッシュが発生! 思わず実況の増田隆生氏も「おっと! ここで何台かのマシンが絡んでいます!」と叫ぶ。巻き込まれてスピンしたのは、8号車のカイル・ブッシュ、10号車のタイ・ディロン、20号車のクリストファー・ベル、88号車のシェーン・ヴァン・ギスバーゲンだった。
各車とも走り出していくなか、タイ・ディロンのシボレー・カマロだけは走り出すことができない。そのため、レッカー車がコースインして、再度イエローコーションが発生することとなった。この時点で増田氏が「引き起こしたのは、カイル・ブッシュ?」と聞いたところ、解説の古賀琢麻氏は「今の映像では分かりません。みんな回ってましたもんね」と回答している。
しかし、その後に流されたリプレイ映像を見返してみると、どうやら発端はカイル・ブッシュだったようで、古賀氏も「カイル・ブッシュ(のマシン)が先にルース(アンダーステア)が出ちゃって、スピンして巻き込んでしまった」と解説している。
また、このシーンはNASCARの公式Xでも取り上げられており、「カイル・ブッシュはまたしても事故を巻き起こした」「彼らは私の妻のような運転をする」「週刊カイル・ブッシュ事故」「カイル・ブッシュはダメだな」「またファンをがっかりさせた」など、カイル・ブッシュを非難するようなリプライが集まっている。
(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)